Merchari

東京都国立市でメルチャリ実証実験開始予定
〜参加型シェアサイクル「みんなのメルチャリ」〜

オンデマンドシェアサイクルサービス「メルチャリ」において、株式会社メルカリグループと東京都国立市が、2018年2月22日に協定を結んだことをお知らせいたします。

東京都国立市導入の背景

全国で4番目にコンパクトな自治体である東京都国立市は、緑の中に自転車道が整備され、多摩川沿いには川崎まで続くサイクリングロードを有する、自転車の似合う街です。地形もほぼフラットなことから、2014年に施行された国立市地域交通計画では、「自転車の街くにたち」を目指し、コミュニティサイクルの民間活力導入が計画されていました。
実証実験をスタートしたばかりのメルチャリは、「トライ&エラーを繰り返し、ブラッシュアップする」「仮説と検証を積み重ね、知見を蓄積する」ということが最も重要なフェーズにあり、その点において、東西2.3㎞南北3.7㎞という「見渡せるコンパクトさ」は何よりも有益な条件です。
加えて75000人という人口は、行政と市民の距離が近く、弊社が目指す参加型シェアサイクル「みんなのメルチャリ」の実現に適していることから、今回の協定に至りました。

みんなのメルチャリ

株式会社メルカリグループは、より日常的なシーンでメルカリをご利用いただき、リアルの場での更なるシェアリングエコノミーの促進を目指し、2018年2月27日福岡市にて「メルチャリ」の実証実験を開始しました。福岡市に於いては、ユーザーが違反報告やポート外のメルチャリの移動を行うとインセンティブを与えるといったアプリの工夫や、自宅をポートに登録できるなど、個人参加の仕組みを施すことにより、メルチャリのコンセプトである「みんなのメルチャリ」を実現しています。
今回お知らせする東京都国立市では、「みんなのメルチャリ」の更なる実現を目指し、自治体と協定を結ぶことで、行政、市民、地元商工業者、地元各種団体、一般企業の方々と共に、これまでの「個人」に加えて「地域」の方々も加わった「参加型シェアサイクル」に取り組みます。
地域が参加する「みんなのメルチャリ」では、シェアサイクルの普及によりご商売が圧迫される「自転車販売店の皆様」や「有料駐輪場を経営する企業様」とも、共存共栄できる企画を立案中です。
「地域に落とせる仕事は商工会を通じて、地域事業者に依頼する」「高齢者にお任せできる仕事はシルバー人材センターを通じて、地域の高齢者にお願いする」「国土交通省が施行した自転車活用推進法の目的である、環境、交通、健康に役立つ企画を実施する」など、個人や団体、地域内や地域外を問わず、皆様方と共に実施地域の公益性を追求するのが「みんなのメルチャリ」です。

<前列左から>

<後列左から>

メルチャリポート募集

メルチャリでは、個人、団体、企業を問わず、メルチャリポートを募集しています。商店会の呼び水に、病院や商店の集客に、賃貸物件の付加価値に、ご自宅を便利に、ポート設置をご検討ください。現在メルチャリは、福岡市と東京都国立市、及びそれらの隣接地でのみ展開しておりますが、順次、他地域への展開も行って参りますので、ご興味のある方はこちらよりご登録ください。(お電話の場合:0120-091-881)

今後「メルチャリ」は、サービスの利便性向上に取り組むとともに、順次、他の地域への展開もしてまいります。現在、アプリはiOS版のみ提供しております。Android版については2018年初夏の提供を予定しております。